琳派私淑 -燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ):左隻と右隻継ぎ目部の部分模写- [琳派]
昨日アップした雷神の次は尾形光琳の燕子花図屏風の部分模写です。
燕子花(かきつばた・・と読むそうです。しりませんでした。&漢字変換でないよ^^)
いずれがあやめかかきつばた・・と言われますが本当の花を名前意識してみたことないので
もう本に載ってる絵をそのまま書き写してます。
この屏風も実物いっぺん見ておきたいな・・・・
原画は右側の6枚つづきのところにかきつばたが波打つようにリズムよくかかれ
左側の6まいつづきのところには屏風の半分くらいの高さのトコからボールが落ちるようなカーブにそって
かきつばたが下に連なってます。
画面になんだかリズムがあるように見えるんですが、小さい色紙では全体描くのは困難なので
一部でもリズムを感じる部分と思いこの作品のようなところを選んで模写しました。
いい感じで切り取れたかなと思ってます^^。
描き方は昨日の雷神と同じです。
この記事で初訪問してくださった方でどんな風に描いたか気になる方は一日前の記事みてください。
この作品は・・・葉っぱもお花も多いので小さい色紙にすべて正確に書き込むのは雷神以上に難しかった。
はっぱが(筆つきすぎて^^)でかくなっちゃったとこも細くてかけなかったとこもあるし
原画には筆がかすれたトコなど一個もないけど、絵の具つけすぎると太くなっちゃうので一部かすれたとこも
敢えて手を加えず全体的な形が似てるように描きました。・・・ま、雷神もそういうとこありましたけど・・・。
それと絵の具を一本づつ買ってるのでもってる色が少なくて(貧乏ですみません)
お花の青がいまいち・・・黒^^っぽい。
【日本画マメ知識:屏風の様式について】
この作品は屏風を6枚づつ繋げて、左と右に並べてあわせて12枚で作られます。
六曲一双(6枚組みが一対)というスタイルです。
日本画の屏風はあと
二曲一双(二枚組みが一対)というスタイルもポピュラー
(たとえば、昨日アップした雷神の図は「風神雷神図屏風」という二曲一双の屏風画でした。)
これらのスタイルは俵屋宗達がよく採用して定着していったとのこと。
・・・黄金比とかそういう発想はなかったんでしょうね。そこが日本画独特なのかもしれません。
なお、一双の左側を左隻(させき)、右側を右隻(うせき)といいます。
今回かきつばたの図で模写したのはやや右隻よりの接合部です。
一双でなくて片側だけの作品もあります。
それぞれ六曲一隻とか、二曲一隻といいます。
・・・ここで反省点。昨日も今日も長方形の色紙に描いてますが
屏風って
二曲一双の片側がちょうど正方形みたいな縦横比です。
左隻も右隻もそれぞれ正方形の色紙があれば描ける。
・・・普通の真四角の色紙を買えばよかった・・orz
六曲一双なら、三枚づつで左隻と右隻がそれぞれ描ける・・・6枚あれば全部描ける。
もっと大きく堂々とかけたなぁと・・・正方形の普通の色紙でも本物より相当小さいけど
それでも細筆でも結構自由に描けたような・・・
長方形のやつまだたくさんあるので
もうちょっとこのまま描きます。
風神雷神はいつか正方形でも描いてみようと思います。
裏に別の作品も描きます(←日本画好きな人。何描こうとしてるか当ててください。^^
風神雷神の裏はアレですよね。)
【次回作品予告】
もう買っちゃった長方形の色紙に下塗りだけ済ませてます。
肌色っぽい白をアクリルの白と猩々緋という赤、生壁色という黄色っぽい色など混ぜて
とある貧農から、取り立てられて宮中の依頼も受けた画家です
今に続く財閥の祖の豪商がパトロンになって盛り立てたので
その財閥の美術館に作品が集中してます。
その人の唯一の国宝作品を描こうと思ってます。
幻想的な雪景色です。僕なんかにはとてもまねできないかもしれないと思わされる作品ですが
挑戦してみたい。出来が悪くても載せますけど^^。
とはいえ暇できないと描けないのでそれまではブログに
雷神の模写のことや、琳派の歴史とか、画材の話を書いていこうと思います。
【道具や画材について】
色紙は105円くらいで正方形よりやや小さめの長方形を使ってます。
あんま考えてなかったけど今思えば正方形のものを普通に買えばよかった。
やはり105円で文具屋さんで売ってました。
道具は貧乏っぽく、百円ショップの筆とか、パレット使ってます。
(絵皿の方がいいかな・・あまり色数入らないし、たぶん百均で醤油小皿を3枚百円とかで買うでしょう^^
この程度の腕前でいい道具買うのももったいないし、・・・絵の具だけはこだわりたいけど・・・)
最後に色の紹介しておきます。
絵の具のアフィリエートで儲かると思ってませんし、儲けるつもりもないのですが
地方で大きな画材屋さんがないとかの方にお役に立てたり、
僕のブログへの応援で買ってくださったりしてくれる(奇特な)方が
いたらうれしいし。
あ、コメントやプロフィールからのメールなど気軽にお声かけくださいね。
あまり友達いないので小躍りして喜びます。
青金・・・この色ないとこの作品作りづらかったろうなぁ・・・尾形作品模写するときはこれと決めました^^
(酒井抱一は・・・ちと違うな。もっとお金持ちな金含有量が高い色な気がする。この次の次は抱一と決めてるので
ちょっと探しておきます^^)
(光琳作品に多い深い緑の基本にこれを使ってます。でも同じ絵の中でも場所によって緑がちょっとづつ違うので
他の透明水彩やアクリル絵の具混ぜながら慎重に色を作ってます。)
(基本セットにこんなのどうでしょう。混ぜられるのでよほど特徴的な色でなければ結構足ります。高いしね^^。)
燕子花(かきつばた・・と読むそうです。しりませんでした。&漢字変換でないよ^^)
いずれがあやめかかきつばた・・と言われますが本当の花を名前意識してみたことないので
もう本に載ってる絵をそのまま書き写してます。
この屏風も実物いっぺん見ておきたいな・・・・
原画は右側の6枚つづきのところにかきつばたが波打つようにリズムよくかかれ
左側の6まいつづきのところには屏風の半分くらいの高さのトコからボールが落ちるようなカーブにそって
かきつばたが下に連なってます。
画面になんだかリズムがあるように見えるんですが、小さい色紙では全体描くのは困難なので
一部でもリズムを感じる部分と思いこの作品のようなところを選んで模写しました。
いい感じで切り取れたかなと思ってます^^。
描き方は昨日の雷神と同じです。
この記事で初訪問してくださった方でどんな風に描いたか気になる方は一日前の記事みてください。
この作品は・・・葉っぱもお花も多いので小さい色紙にすべて正確に書き込むのは雷神以上に難しかった。
はっぱが(筆つきすぎて^^)でかくなっちゃったとこも細くてかけなかったとこもあるし
原画には筆がかすれたトコなど一個もないけど、絵の具つけすぎると太くなっちゃうので一部かすれたとこも
敢えて手を加えず全体的な形が似てるように描きました。・・・ま、雷神もそういうとこありましたけど・・・。
それと絵の具を一本づつ買ってるのでもってる色が少なくて(貧乏ですみません)
お花の青がいまいち・・・黒^^っぽい。
【日本画マメ知識:屏風の様式について】
この作品は屏風を6枚づつ繋げて、左と右に並べてあわせて12枚で作られます。
六曲一双(6枚組みが一対)というスタイルです。
日本画の屏風はあと
二曲一双(二枚組みが一対)というスタイルもポピュラー
(たとえば、昨日アップした雷神の図は「風神雷神図屏風」という二曲一双の屏風画でした。)
これらのスタイルは俵屋宗達がよく採用して定着していったとのこと。
・・・黄金比とかそういう発想はなかったんでしょうね。そこが日本画独特なのかもしれません。
なお、一双の左側を左隻(させき)、右側を右隻(うせき)といいます。
今回かきつばたの図で模写したのはやや右隻よりの接合部です。
一双でなくて片側だけの作品もあります。
それぞれ六曲一隻とか、二曲一隻といいます。
・・・ここで反省点。昨日も今日も長方形の色紙に描いてますが
屏風って
二曲一双の片側がちょうど正方形みたいな縦横比です。
左隻も右隻もそれぞれ正方形の色紙があれば描ける。
・・・普通の真四角の色紙を買えばよかった・・orz
六曲一双なら、三枚づつで左隻と右隻がそれぞれ描ける・・・6枚あれば全部描ける。
もっと大きく堂々とかけたなぁと・・・正方形の普通の色紙でも本物より相当小さいけど
それでも細筆でも結構自由に描けたような・・・
長方形のやつまだたくさんあるので
もうちょっとこのまま描きます。
風神雷神はいつか正方形でも描いてみようと思います。
裏に別の作品も描きます(←日本画好きな人。何描こうとしてるか当ててください。^^
風神雷神の裏はアレですよね。)
【次回作品予告】
もう買っちゃった長方形の色紙に下塗りだけ済ませてます。
肌色っぽい白をアクリルの白と猩々緋という赤、生壁色という黄色っぽい色など混ぜて
とある貧農から、取り立てられて宮中の依頼も受けた画家です
今に続く財閥の祖の豪商がパトロンになって盛り立てたので
その財閥の美術館に作品が集中してます。
その人の唯一の国宝作品を描こうと思ってます。
幻想的な雪景色です。僕なんかにはとてもまねできないかもしれないと思わされる作品ですが
挑戦してみたい。出来が悪くても載せますけど^^。
とはいえ暇できないと描けないのでそれまではブログに
雷神の模写のことや、琳派の歴史とか、画材の話を書いていこうと思います。
【道具や画材について】
色紙は105円くらいで正方形よりやや小さめの長方形を使ってます。
あんま考えてなかったけど今思えば正方形のものを普通に買えばよかった。
やはり105円で文具屋さんで売ってました。
道具は貧乏っぽく、百円ショップの筆とか、パレット使ってます。
(絵皿の方がいいかな・・あまり色数入らないし、たぶん百均で醤油小皿を3枚百円とかで買うでしょう^^
この程度の腕前でいい道具買うのももったいないし、・・・絵の具だけはこだわりたいけど・・・)
最後に色の紹介しておきます。
絵の具のアフィリエートで儲かると思ってませんし、儲けるつもりもないのですが
地方で大きな画材屋さんがないとかの方にお役に立てたり、
僕のブログへの応援で買ってくださったりしてくれる(奇特な)方が
いたらうれしいし。
あ、コメントやプロフィールからのメールなど気軽にお声かけくださいね。
あまり友達いないので小躍りして喜びます。
青金・・・この色ないとこの作品作りづらかったろうなぁ・・・尾形作品模写するときはこれと決めました^^
(酒井抱一は・・・ちと違うな。もっとお金持ちな金含有量が高い色な気がする。この次の次は抱一と決めてるので
ちょっと探しておきます^^)
(光琳作品に多い深い緑の基本にこれを使ってます。でも同じ絵の中でも場所によって緑がちょっとづつ違うので
他の透明水彩やアクリル絵の具混ぜながら慎重に色を作ってます。)
(基本セットにこんなのどうでしょう。混ぜられるのでよほど特徴的な色でなければ結構足ります。高いしね^^。)
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