禅僧画私淑 -仙厓:指月布袋画賛- [禅僧画]
次の絵はオリジナル・・・としたかったのですが時間がかかってて
もうひとつサインペンで模写した絵で記事を描きます。
すごく大好きな可愛い水墨画です。
最近、デッサンの教室にもぐりこんでから
(ここ参照⇒http://japan-rising.blog.so-net.ne.jp/2011-08-05)
白黒で絵を描いて形をとる訓練したいな・・と思ってたら
日本古来の絵として白黒と言えば水墨画があるじゃないか^^・・・
と思いだしました。
あれこれ画集を立ち読みして水墨画の表現の豊かさを
味わいつつ・・・ちょっと漫画ちっくな水墨画を見つけてこれはおもしろいなと見いってました。
江戸時代に禅のお坊さんが教えを説くためにさらっと墨で絵を描いて
近所の文字の読めない人や子供に仏様の教えを説いた方がよくいたらしいですね。
その絵がユニークで有名なお坊さんが二人います。
一人は白隠、もう一人は仙厓(センガイとよみます。ガイの字はコンピュータによっては読めないかもしれません。
生涯の「涯」のつくりの方です。)というお坊さんです。
そのうちのセンガイさんの絵を模写しました^^
なんというか・・・元祖ゆるきゃら・・というか・・・
力が抜けるようなタッチですが^^
この人の描く絵はいつも人が笑ってる感じでとてもなごみます。
もうすぐ福岡の出光美術館で展覧会やるらしい。(9/9~:見に行きたい^^)
東京の出光美術館では去年だったのですが、しらなくて行けませんでした。
文字(絵に添えられた文字は「賛」といいます) 『お月様 幾つ 十三、七つ』・・・と書いてあるようです。
当時みなが歌っていた子守唄らしいです。
幾の字がどう書いてあるのかよく分からないので、うまく書けてないかもしれません。
間違ってたらすみません。(くずし字の勉強しなくちゃと思ってます)
布袋様のようですがひげたっぷり、おなかぽっこりで笑ってます。
子供はお尻丸出しで突き出して両手あげて笑ってますね。
小さな時に口減らしのために出家させられたそうです(11歳)。
長じて名門寺院で学問がしたいと門をたたき、断られたとか・・・
小柄であまり容姿のよい人でなかったようです。
自分のことを猿の日干しと言ったとか・・・
博多のお寺の住職を二回務めてます。
晩年は近所の人の相談に乗ったりや子供の相手をしてとても親しまれてたようです。
可愛いタッチで人を食ったような絵を描きます。
座禅で人が仏になれるなら・・と賛を添えて、カエルの絵を描いたり(カエルはいつもざせんしてるだろ・・ってことでしょうか^^)
6人の老人が体の弱いとこ自慢みたいに愚痴をこぼしてるけど、みんなにこにこ笑ってる。(年とったらみんな同じだよってことでしょうか^^)
激しい人生を送ったようで自殺未遂だのいろいろ悩み多いひとだったようですが
人に愛されたようですね。最後に「死にとうない」と言葉を残したようです。
いくつか水墨画とセンガイ和尚に関する本を紹介します。
まず小説です。この和尚さんは人物としてとても魅力を感じます。絵のブログなんですけど、お坊さんの考えとか生い立ちに興味ある人は是非どうぞ。優しい絵を描く人はいろんなものを見つめてるんだなと思います。
ちなみにすごい細密な水墨画も描けた人のようです。ただ画僧ではなく禅僧として生きたかったんだと思います。
白隠和尚と一緒に作品を集めた本です。禅僧画の独特の味わいがありました。白隠和尚の達磨の絵もいつか模写したいと思ってます。(白隠は若干朱の色をつけたりしてもうすこし絵としてできがいいです。)
これは水墨画一般のいろんな作者のもの(中国のものまで)が紹介されてます。
水墨画全体を知りたい人はこちらがいいかと思います。
白隠は結構載ってますが、センガイ和尚は・・・この絵だからな・・・あんまりのってなくてかつメジャーなゆるきゃら画はありません。上の記事に描いた老人が6人出てくる奴とか・・・(逆にこれは他のセンガイ画集にあまりのってないのですが・・・)
センガイ和尚だいすきです。クレーの天使よりいいいかも^^
もうひとつサインペンで模写した絵で記事を描きます。
すごく大好きな可愛い水墨画です。
最近、デッサンの教室にもぐりこんでから
(ここ参照⇒http://japan-rising.blog.so-net.ne.jp/2011-08-05)
白黒で絵を描いて形をとる訓練したいな・・と思ってたら
日本古来の絵として白黒と言えば水墨画があるじゃないか^^・・・
と思いだしました。
あれこれ画集を立ち読みして水墨画の表現の豊かさを
味わいつつ・・・ちょっと漫画ちっくな水墨画を見つけてこれはおもしろいなと見いってました。
江戸時代に禅のお坊さんが教えを説くためにさらっと墨で絵を描いて
近所の文字の読めない人や子供に仏様の教えを説いた方がよくいたらしいですね。
その絵がユニークで有名なお坊さんが二人います。
一人は白隠、もう一人は仙厓(センガイとよみます。ガイの字はコンピュータによっては読めないかもしれません。
生涯の「涯」のつくりの方です。)というお坊さんです。
そのうちのセンガイさんの絵を模写しました^^
なんというか・・・元祖ゆるきゃら・・というか・・・
力が抜けるようなタッチですが^^
この人の描く絵はいつも人が笑ってる感じでとてもなごみます。
もうすぐ福岡の出光美術館で展覧会やるらしい。(9/9~:見に行きたい^^)
東京の出光美術館では去年だったのですが、しらなくて行けませんでした。
文字(絵に添えられた文字は「賛」といいます) 『お月様 幾つ 十三、七つ』・・・と書いてあるようです。
当時みなが歌っていた子守唄らしいです。
幾の字がどう書いてあるのかよく分からないので、うまく書けてないかもしれません。
間違ってたらすみません。(くずし字の勉強しなくちゃと思ってます)
布袋様のようですがひげたっぷり、おなかぽっこりで笑ってます。
子供はお尻丸出しで突き出して両手あげて笑ってますね。
小さな時に口減らしのために出家させられたそうです(11歳)。
長じて名門寺院で学問がしたいと門をたたき、断られたとか・・・
小柄であまり容姿のよい人でなかったようです。
自分のことを猿の日干しと言ったとか・・・
博多のお寺の住職を二回務めてます。
晩年は近所の人の相談に乗ったりや子供の相手をしてとても親しまれてたようです。
可愛いタッチで人を食ったような絵を描きます。
座禅で人が仏になれるなら・・と賛を添えて、カエルの絵を描いたり(カエルはいつもざせんしてるだろ・・ってことでしょうか^^)
6人の老人が体の弱いとこ自慢みたいに愚痴をこぼしてるけど、みんなにこにこ笑ってる。(年とったらみんな同じだよってことでしょうか^^)
激しい人生を送ったようで自殺未遂だのいろいろ悩み多いひとだったようですが
人に愛されたようですね。最後に「死にとうない」と言葉を残したようです。
いくつか水墨画とセンガイ和尚に関する本を紹介します。
まず小説です。この和尚さんは人物としてとても魅力を感じます。絵のブログなんですけど、お坊さんの考えとか生い立ちに興味ある人は是非どうぞ。優しい絵を描く人はいろんなものを見つめてるんだなと思います。
ちなみにすごい細密な水墨画も描けた人のようです。ただ画僧ではなく禅僧として生きたかったんだと思います。
白隠和尚と一緒に作品を集めた本です。禅僧画の独特の味わいがありました。白隠和尚の達磨の絵もいつか模写したいと思ってます。(白隠は若干朱の色をつけたりしてもうすこし絵としてできがいいです。)
これは水墨画一般のいろんな作者のもの(中国のものまで)が紹介されてます。
水墨画全体を知りたい人はこちらがいいかと思います。
白隠は結構載ってますが、センガイ和尚は・・・この絵だからな・・・あんまりのってなくてかつメジャーなゆるきゃら画はありません。上の記事に描いた老人が6人出てくる奴とか・・・(逆にこれは他のセンガイ画集にあまりのってないのですが・・・)
センガイ和尚だいすきです。クレーの天使よりいいいかも^^